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マンションの災害対策は何をしたらいいの?

 夏の台風や集中豪雨、いつ発生するか分からない地震などマンションに降りかかる災害はいくつもあります。東海大豪雨や阪神淡路大震災のニュースを見た人は、「こわ〜い」とか「うちは大丈夫なのか」など思ったことでしょう。
 マスコミや行政が「災害時のために、避難用具を備えましょう。」と報道していましたので、一時災害対策が盛り上がっていました。しかし、時が経つとともに災害対策意識が薄れて、ほとんどの人は対策を行っていないのが実情です。
 日本は、危機管理に乏しい国だと言われています。マンションでもこのことは当てはまるはずです。「避難経路はわかりますか?」、「居住地域の避難場所はわかりますか?」「避難生活の備えはできていますか?」
 災害は、いつ発生するかわかりません。特に、日本は地震大国でもあり、台風の通り道でもあります。いざというときのために、あなたのマンションでも災害対策を考えましょう。

居住者の正確な情報を
 居住者の正確な情報を把握しておきましょう。特に、高齢者や障害者・幼児がいる世帯の把握は重要です。高齢者などは避難時に一人で出来ることに限界がありますので、優先的に救出できるように態勢を整えておきましょう。隣人だけに任せるのは負担が大きいので、居住者みんなで協力するように促してください。居住者同士が助け合うことが、一人でも多くの命を救えるのです。
 また、居住者の情報を把握することは、居住者の安否を確認するためにも役立つはずです。

避難場所は?
 意外と地域の避難場所を知らない人は多いのでは?実は、私も知りませんでした。以前、市からの配布物で避難場所の地図があったんですが、「ま〜必要ないか」と捨てちゃいました。みなさんもそうではないですか?
 掲示板に避難場所の地図を貼っておいてください。こういう掲示物は長期間貼っていますので、普通に貼っておいたら紙がヨレヨレになっちゃいます。ラミネート加工をすることをお勧めします。避難場所の地図は、役所や最寄りの公民館にありますので、問い合わせてください。

役員さんの緊急連絡網
 緊急事態が発生したら、役員さんが中心となって対応しなければなりません。連絡網を作成し、すぐに緊急役員会を開かれるようにしてください。
また、居住者の集合場所を決めておくのもよろしいでしょう。安否の確認がとりやすくなりますし、物資の供給も楽になります。

財務会計関係や重要文書
 貯金通帳や管理組合印、保険証券は、マンションの大切な資産です。また、紛失しては困る文書もあるはずです。保管場所や保管者を決めておいて、避難時には忘れないようにしましょう。

準備しておくもの(例)
・飲料水や非常食はあたりまえですね。各家庭でも準備しておくことが必要です。
・毛布
・ 防水シート、ロープ、テープ類、ヘルメット、ゴム長靴、ライトは応急作業時に必要です。
・ ラジオは情報収集には必需品です。
・ 浸水の恐れのある地域は、土嚢を準備しておいてください。なお、プランターやポリタンクを防水シートで巻いて並べると、簡易土嚢になります。
・ 停電することも考えられますので、自家発電機を準備しておいてください。

 他にもいろいろ準備しておけば便利なものがあります。総会などで意見を出し合って、準備しておいてください。また、各家庭でも備えておくのが、一番の方法です。
 あたりまえですが、これら準備しておいたものを、速やかに持ち出せるようにしておいてください。

公衆電話
 マンション周辺の公衆電話の位置を確認しておいてください。携帯電話が普及しているのに何を今更と思うでしょうが、緊急時はみんなが携帯電話を使いますので、回線がパンクします。阪神淡路大震災でも、携帯電話より公衆電話のほうが繋がりやすかったと言われています。

防災訓練
 災害が起こってから慌てて集まっても、スムーズな連携プレーはできません。災害時には日頃からの訓練が役立ちます。また、訓練することにより、居住者同士のコミュニケーションが深まり、一緒に行動することでスムーズな連携プレーができると思います。
 訓練は、毎年定期的に行ってください。こうすることにより、居住者の災害対策に対する意識が高まります。

慌てずに
 実際に災害が発生したら、パニックになるのはあたりまえです。しかし、パニックにならないように普段からの心構えが大切です。


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